2013年7月19日金曜日

雪ノ下塾は小規模経営の考え方を綴ろうと思います

雪ノ下は個人経営の小さな店です。
ドトール、スターバックス、タリーズなどの大手チェーンと
同じ経営のやり方では当たり前ですが勝てません。

街中で売られている経営本は庶民が独立をすることには関係のない
ことばかりです。

小さな資本での戦い方のバイブルは何もありません。
このゲリラ戦の記録、考え方を
キューバ革命のチェ・ゲバラのように綴っていけたらと思います。

また8月ぐらいに講習会をしようと企画しております。
興味がございましたらTwitterのフォローをお願い致します。

石の上にも三年へ

貴方はお店を開業したいから
どうやったら潰さないか、成功するか
経営後のビジョンをみているかと思います。
そう貴方は紛れもない経営者の卵です。

経営者というステージに立って現実の難しさに直面するかと思います。
少なくとも貴方が勤めているお店は成功をしているから雇えているのです。
貴方が見たものは本当のはじめての苦しい時期ではありません。

これが現実の難しさなんですが
だから立ち上げは面白い!

まして貴方にはオーナーという先輩がいます。
そう貴方は三年で信頼を勝ち得て、親身になってくれる経験者がいるのです。
店舗を決める、内装業者、仕入業者、沢山の細々した事
スピードの遅れは家賃になって還ってきます。
貴方にグズグズしている資金はない筈。

ハッキリいうと経験者に相談なしでできるのは天才だけです。
ただ凡人でも経験者がいると出来るんです。
一人でできなければ二人でやればできるんです。

そう貴方は一人じゃない!

二年乗り切った貴方

はじめて二年乗り切った貴方にはお店の運営が大分見えているかと思います。
またカフェ開業が出来るかもしれないという目標が立っているかと思います。

オーナーの信頼も得ている貴方は店を任されるはず。
ある程度軌道に乗ったお店を運営するチャンスを得ているはずです。

売上を更に上げるには、お客様にもっと喜んで貰うサービスは、新しいレシピは
自分の考えたこと、良いと思ったことで采配を振れる。
今まではスタッフとしての気づくこと、考えることから
経営者としての考え方に変わっていくかと思います。

そう経営者の能力の芽吹きです。

一年まず辛抱、その後のに任されてはじめてステージに

優秀な貴方でも一年働いただけで解ること、たかがしれてます。

二年目にはできる貴方には新たなステージの仕事が任されるはず。
また仕事を生み出せているかと思います。

今まで任される前にお店を移ってしまっていた貴方。
今度こそ頑張って。

カフェを開業したい

「将来カフェを開きたい」
そう願う貴方はできるスタッフであると思います。
そしてジプシーのように店を渡り歩いているかと思います。


「将来カフェを開きたい」夢だと思っていますか。現実な目標になっていますか。
「そういう夢は持っている」良く聞く答えです。

では何故できないのでしょうか。

スキル、経験、能力が足りない。
資金がない。
何からはじめて良いかわからない。

だいたいの方がこうおっしゃいます。

貴方が一番足りないもの、それは

「辛抱」。

盗むものはない、仕事がマンネリになった、もっと勉強したい、時給高いところに
そう思って仕事1,2年で辞めてませんか。
貴方は作業をマスターしただけです。
今あるレシピ、そんなものは役にたちません。
少なくとも料理長のような立場にならないと飲食店の世界は戦えません。
現実は料理長でもお店持っていないのですから。

「石の上にも三年」

オーナーの信頼を得て右腕として働ける立場になりましょう。

三年まわり道せずに地道に日々を頑張り、辛抱する。
これが近道。三年で店を持てている方周りにいますか。
「三年でオーナーになった」
と聞いて早いと感じましたか、遅いと感じましたか。

今の堂々巡りから抜け出さないと年だけとっていきます。

今度こそ覚悟を決めて定住しましょう。